昆虫の生き生きとした姿を、まるごと封じ込めたような写真を撮りたい。そう考え、いろいろ試してたどり着いたのは、白い背景(バック)を用い生きた昆虫を撮影するという方法でした。
しかし標本とは違い、モデルが動くわ、跳ねるわ、飛んで逃げるわ、咬むわ、刺そうとするヤツまでいて、撮影はむちゃくちゃ大変でした。
今回の展示では、この苦労の結晶の中から53点(昆虫以外も含む)を選び、Tシャツに印刷しました。
なぜTシャツかと言えば、最近は胃腸薬のCMでも活躍中のあの平面ガエルをイメージしたからです。根性・根性・ど根性と鳴くあのカエルに負けない存在感を持つTシャツたちを、ぜひご覧ください。
<展示について>
タイトル:昆虫白バック写真展
場所:伊丹市昆虫館 2階 学習室
期間:2008年11月26日(水)〜2009年1月19日(月)
<展示写真について>
展示する写真は53点、すべてTシャツとして展示しています。分類ごとの内訳は、コウチュウ目(17枚)、チョウ目(10枚)、トンボ目(3枚)、ハエ目(2枚)、カマキリ目(2枚)、バッタ目(6枚)、ハチ目(3枚)、カメムシ目(1枚)、ナナフシ目(2枚)、アミメカゲロウ目(1枚)、ゴキブリ目(1枚)、昆虫以外(5枚)です。